今月も始まったラーメン学校。「大和的拉麺道」 当学校は、一方的に情報を提供するのではなく、受講生の作りたい味や風味を出す為にお手伝いをする学校です。 言わば、受講生と講師との共同研究室。今月はどんな要望が出るのか・・・果たして、難題にも応えられるのか!? −大和的拉麺道−
学校はいつも、講師が受講生の要望を的確に把握することから始まります。それは全て、受講生の満足のために。 麺・具・香味油・元ダレ・スープ・・・一つ一つ、受講生の出したい味、風味、食感を、想い通りのものに仕上げていきます。 今回初めて試みたのは、塩ダレのチャーシューと、塩ダレに漬け込む煮卵。これまでは勝手に醤油が主流だと思い込んでおり、塩ダレで作るなんて、考えたこともなかったのです。 何の根拠もなく、勝手に思い込んでしまっていることは多く、思い込みが進化の邪魔をしてしまいます。しかし、ここでは気付いたことを即実践。進化の為の努力を惜しみません。 塩ダレのチャーシューと煮卵。完成してみるといつもの醤油とはまた違った、あっさりとした上品な味に仕上がっています。 受講生の中からも使ってみたい具材だとおっしゃって頂き、他の受講生からもとても評判が良いものでした。 毎回何かの進化をし続ける、ラーメン学校。 これらの蓄積したノウハウを、受講者の惜しげもなく提供することも大きな特徴です。
スープは毎回、二日間に分けてとります。 種類はロースのあっさり・こってり、ゲンコツのあっさり・こってり、鶏ガラのあっさり・こってりと丸鶏。それから・・・魚系2種類と野菜2種類で計11種類。 それぞれのスープを別々に取り、受講生には色々な方法を体験して頂きます。スープを炊き始めると、灰汁が完全に取れるまで、吹き零れないように・・・何時間もかけて作業を行います。毎回この作業は気が抜けません。 スープの後は、元ダレ、香味油と多くの種類を作ってゆきます。 この一つ一つがラーメンの味を変えてゆく重要なカギとなるのです。
今回の、とある受講生は福岡の臭うラーメンに挑戦です。 動物系の臭うスープなので、灰汁は取らずひたすら炊き続けます。途中、背脂とニンニクを入れ、またひたすら炊いていきます。保存していた前回のスープ継ぎ足しをしたり、最初から作り直したり・・・色々と試しながら3日間で納得のいくまでスープを取りました。 それぞれのスープが取れれば、スープ合わせに入ります。 スープ合わせは目指したい味のスープをベースに、その味に近づける為、何度も何度も少しずつ配合を変えては、味見をして行きます。その度に受講生やスタッフの意見を聞き、味を比べ濃度と塩度を測り、記録するのです。 料理を作るというよりも、実験。いや研究に近いようにも思えます。元ダレも何種類もある中から、様々なものを試し、配合を変えては幾度と無く、試作を繰り返します。 そして、やっと完成したスープは、目指していたお店のスープを越えるものでした。 その感動は大きく、全員が真剣な顔つきから、喜びと満足の表情へと変化していました。
毎回、スープ合わせが一番難しく、時間の要する作業なのですが、今回は今までに無く早くスープが決まりました。受講生には、「自分のイメージしていた味を話しただけで社長が分かっていた」、しかも「予想以上に納得の行く美味しいラーメンができた」、「目指しているラーメン店 以上の味が出せた」などと言って頂き、講師も本当に嬉しく思います。 既にお店を持たれている方、これから開業を考えている方、試作をしてみたいと思いながらもいろいろな事情を抱えて、なかなか実行に移せていない方。大和的拉麺道はそのような方々の為に、短期間で、受講生にとって最高の味を生み出すべく、運営しております。個人で試すには、これだけ多くの材料をそろえることは不可能であり、プロのアドバイスや、同じ道を目指す受講生同士の会話は本当に参考になるものです。 自分だけの、本物の味を生み出したいと思っている方は是非、この学校ご利用して頂きたいと思います。 受講生の皆様、本当にお疲れ様でした。 また何か疑問点などございましたら、いつでもお気軽にお尋ね下さい。大和は心より、貴方の成功を祈っております。